FX初心者におすすめのトレード手法とは？僕が実際に使っている手法も解説！

こんな悩みを解決できる記事を用意しました！

FXには、様々なトレードスタイルや手法が存在します。

トレード手法は、FXトレーダーによっても様々で、特にFX初心者はどんなトレード手法を取り入れたら良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか？

今回は、FXのトレード手法についての基本知識から、僕がオススメする具体的な手法までお伝えしていきます。

この記事を読むことで、トレード手法についての悩みを解決できるはずです。

ぜひ、最後まで読んでくださいね！

FXのトレード手法とは？

FXのトレード手法とは、FXトレードにおける一貫したルールのことを指します。

ルールとは、チャート分析から、エントリーのタイミング、決済までの基準をしっかりと決めると言うことです。

トレード手法が明確になっていないと、その時々の気分や感覚で、闇雲なトレードをしてしまい、勝ち続けることは難しくなります。

特にFX初心者のうちから、トレード手法を決めて繰り返し練習を行うことで、トレードの精度を上げていくことができるはずです。

FXの相場分析方法

FXの相場分析方法は大きく分けて2種類あります。

ひとつずつ説明していきますね。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析は、国の経済活動や、その状況を示す指標を用いて、将来の値動きを予測する手法です。

対象の国に関する経済の動向を踏まえて、中期から長期的なトレード手法に向いている相場分析方法と言えます。

ただし、その国の通貨に影響する情報をしっかりと把握する必要があるため、膨大な量のニュースや、経済情報を見たり、各国の政府が発表する情報の良し悪しや要人の発言内容などに、常にアンテナを張っておく必要があります。

FX初心者や副業として取り組む方には、難易度が高い分析方法です。

テクニカル分析

テクニカル分析は、過去の値動き、チャートを分析して、今後の為替動向を予測する手法です。

「過去の値動き」は完全ランダムに形成されたものではなく、トレーダーの心理や行動が反映された結果です。

そのため、過去の値動き、チャートを分析することは、トレーダーの心理を分析することにもつながり、今後の値動きの予測も立てることができます。

テクニカル分析は、FXの「必修科目」とも言える相場分析方法なので、必ず身につけておきたいスキルです。

FXのトレードスタイル4種類

具体的なトレード手法を解説する前に、FXの主なトレードスタイルについて解説していきます。

FXのトレードスタイルは、取引時間の違いから主に4種類に分けられています。

それぞれ説明していきますね！

スキャルピング

スキャルピングは、1回のトレード時間が数秒から数分といった超短期のトレードスタイルです。

狙う値幅は、数pips(数銭)程度ですが、取引回数が多くなるので、小さな利益を積み重ねていくトレードスタイルになります。

難点としては、スキャルピングほどの超短期トレードでは、テクニカル分析が機能しづらく、ギャンブル性が高くなってしまいます。

チャートの観察力と瞬時の判断が必要になる手法なので、難易度が高く、FX初心者にはあまりオススメできないトレードスタイルです。

デイトレード

デイトレードは、1回のトレード時間が数十分から数時間のトレードスタイルです。

1日に数回程度の取引で、1回のトレードで十数〜数十pips（数十銭）狙えます。

ある程度テクニカル分析が機能しやすく、1日のうちにトレードが完結するので、比較的短期間で利益を狙えるデイトレードは、FXでは主流のトレードスタイルです。

しかし、数時間おきにチャートをチェックする必要があるので、副業としてFXに取り組む人にとっては難しい面もあります。

スイングトレード

スイングトレードは、1回のトレードを数日から数週間で完結するトレードスタイルです。

ポジションを保有している期間は比較的長く、1回のトレードで狙える値幅は、数十pipsから100pips以上（数十銭〜1円）と、比較的大きな利益を狙うトレードスタイルです。

テクニカル分析も機能しやすく、チャートのチェックも1日1〜3回程度でいいので、副業として取り組みやすいトレードスタイルと言えます。

大きな利益を狙う一方で、損失の幅も大きくなってしまうので、リスク管理、資金管理が重要になります。

ポジショントレード

ポジショントレードは、1回のトレード期間が数週間から長ければ数年にもわたる、超長期のトレードスタイルです。

ポジショントレードは、市場の大きな価格変動を捉えることを目的としているため、短期的な値動きに左右されず、心理的なストレスが少ないというメリットがあります。

また、FXで取引する2つの通貨(通貨ペア)の金利差調整分（スワップポイント）も得ながら運用できる点も魅力です。

ただし、長期の運用になるため、ポジションを保有している期間の価格の変動も大きく、それに耐えられるだけの、大きな資金を持ち合わせる必要があります。

チャート分析の原則「ダウ理論」

ダウ理論は、米国の証券アナリスト・ジャーナリストであるチャールズ・ヘンリー・ダウ氏によって提唱された、相場のチャートを分析する理論です。

相場の値動きの特徴を「6つの基本法則」で説明するテクニカル分析の理論で、元々は株式市場の分析をするために考案されました。

しかし、ダウ理論は株式市場だけでなく、為替市場（FX）でも通用するものとして、多くのトレーダーに意識されている理論になります。

この記事では、特にチャート分析に重要な点だけを簡潔にまとめてお伝えしていくので、ダウ理論を詳しく学びたい方は、こちらの記事を参考にしてください！

ダウ理論によるトレンドの見方

ダウ理論の原則のひとつに、「発生したトレンドは明確なトレンド転換サインが出るまで継続する」というものがあります。

まず、「トレンド」ですが、トレンドとは「相場の方向性」を指し、価格が上昇・下降・横ばい（レンジ）のいずれかの動きをしている状態を指します。

価格の上昇の動きを「上昇トレンド」、下降の動きを「下降トレンド」と言い、それぞれのトレンドには原則があります。

下図を見ると分かりやすいですね。

ダウ理論によると、原則が破綻しない限りは、トレンドは継続する言われています。

逆に言えば、このトレンドの原則が破られた時、それはトレンド転換のサインと捉えることが出来ます。

例えば、この図のような形が出たら、トレンドが転換するサインということですね。

ここまでは理解できましたか？

テクニカル分析をする上では欠かせない知識なので、分からなければ何度も読み返して、しっかり頭に入れてくださいね。

基本的なトレード手法

ここまで、相場の分析方法、主要なトレードスタイル、チャート分析の原則「ダウ理論」についてお話ししてきました。

まだ理解できていなければ、戻って復習しておきましょう。

理解できた方は、ここから具体的なトレード手法についてお伝えしていきますね！

超基本的な手法から、僕が実際に使っている応用手法まで解説していきますね！

まずは、トレード手法の基本中の基本、「順張り・逆張り」についての解説です。

順張りトレード　

順張りトレードとは、発生しているトレンドと同じ方向にエントリーをして、利益を狙う手法です。

つまり、相場が上昇トレンドなら買い注文を、下降トレンドなら売り注文を入れるということですね。

順張りトレードは、相場の勢いがある方向に乗るトレードなので、比較的リスクが少なく、FXでは王道のトレード手法とされています。

そして、順張りをする際には、損失のリスクを抑えて大きな利益を狙うために、「押し目買い」「戻り売り」と言われる注文方法が使われます。

逆張りトレード

逆張りトレードとは、発生しているトレンド方向とは逆の方向にエントリーをして、利益を狙うトレード手法です。

相場が上昇トレンドなら売り注文を、下降トレンドなら買い注文を入れるということですね。

この逆張りトレードは、相場の勢いとは反対方向にエントリーをするため、トレンドの転換タイミングを上手く見極める必要があります。

タイミングさえ上手く掴めれば、損失のリスクを最小限に抑えながら、大きな利益を狙うことができるトレード手法です。

トレンド相場はもちろん、一定の値幅で価格が上下する「レンジ相場」でも有効な手法になっています。

そもそも「レンジ相場ってなに？」という方は、こちらの記事をチェックしてください。

逆張りのスキルを身につけることができれば、戦略も増えるため、より多くのチャンスを得ることが出来ます。

ラインを使ったシンプルなトレード手法がおすすめ！

では、ここからは実際に僕が使っている具体的なトレード手法について解説していきますね。

その前に、ここまでの基礎知識がとても大切になってくるので、十分に理解できていないという方は、少し戻って復習してくださいね。

僕がオススメするのはズバリ、ダウ理論をもとにしたトレンドの把握と、ラインを使ったシンプルトレードです！

使うのはこちら！

それでは、ひとつずつ解説していきます！

水平線トレード

水平線は、FXツールの「描写ツール」を選択して使うことができます。

これから解説するのは、この水平線を使ったトレード手法です。

水平線は、チャート内でトレンドの高値や安値、その起点となる部分やレンジ相場の上限・下限などに引きます。

高値や安値といったレートは、多くのトレーダーが意識しているため、売りや買いの注文が溜まりやすく、ライン付近で反発やブレイクといった価格の動きが出現しやすくなります。

そのため、しっかりと機能する水平線が引ければ、低リスクで大きな利益を狙うトレードが出来る様になるはずです！

こちらの記事では、さらに詳しく、ダウ理論を用いた相場の分析からラインを使ったトレード手法を解説しています！必ず読んでくださいね！

トレンドライントレード

トレンドラインとは、相場のトレンドを把握する際に用いられる描写ツールです。（トレンドラインも、水平線と同じで「描写ツール」から使用可能です。）

上昇トレンドの場合は、安値（谷の部分）を結んだ線、下降トレンドの場合は、高値（山の部分）を結んだ線が引けます。

このトレンドラインも、多くのトレーダーに意識されやすいラインになるので、ライン付近まで価格が近づくのを待ってエントリーするのが主流です。

トレンドラインを使ったトレードは、トレンドと同じ方向を狙うので、「押し目買い」「戻り売り」といった順張りトレードに活用できます。

一方で、ラインを強く割るチャートの動きがあれば、トレンド転換の予兆とも考えられるので、早めの損切りなど、リスク管理も大切です。

FXトレードで成功するためのポイント

ここまでは、トレード手法についてお伝えしてきました。

最後に、FXトレードで成功するためのポイントについて解説していきます。

いくらトレード手法を練習したとしても、以下のポイントを押さえておかないと、FXで成功することは難しくなってしまいます。

では、解説していきますね！

難しい相場ではトレードしない

FXをしていれば、「難しいなぁ、、」と感じる相場を必ず経験します。

この「難しいと感じる相場」の対策として、最も有効なのが「トレードをしない」ことです。

成功しているFXトレーダーは、どんなに難しい相場でもトレードをして利益を上げていると思うかもしれませんが、実はそうではありません。

成功している人ほど、「勝てる見込みのある相場だけ」狙い撃ちでトレードをしているのです。

「休むも相場 」という言葉があるように、相場の先行きが不透明な場合や、自分にとって難しいと感じる相場では、わざわざリスクを冒す必要は全くありません。

FXで安定して利益を積み重ねていくには、自分のスタイルで「勝てる確率の高い相場だけ」トレードをしていけば良いんです。

FX相場では、「買い」「売り」2択ではなく、「静観(休む)」も含めたの3つの選択肢を常に頭に入れておきましょう。

リスク管理を徹底する

トレードで成功するために、最も重要と言えるのがリスク管理です。

リスク管理とは、いかに損失を抑え、資金を守りながらトレードをしていくかと言うことです。

FX相場の未来は、誰にも予測できません。

どれだけ凄腕のプロトレーダーであっても、数分先の相場を確実に予測することは不可能です。

誰でも、必ず負けトレードを経験すると言うことですね。

つまりFXは、勝ち負けを経験しながら、利益を積み重ねていく必要があると言うことになります。

FXで成功する・稼ぐことをイメージする時、多くの人は「1回のトレードでどれだけ利益を多く得られるか」を考えてしまいます。

しかし、実際に成功し続けているトレーダーは、「どれだけリスクを抑えられるか」を考えてトレードをしているのです。

もちろん、大きな利益を狙うことも大切ですが、ハイリターンを狙うトレードは、ハイリスクでもあります。

もし、そのようなハイリスクトレードで損失を被った時に、リスク管理がちゃんと出来ていなければ、大切な資金をあっという間に失ってしまいます。

トレードするための資金が無くなってしまえば、元も子もありませんよね。

堅実に自分の資金を守りながら相場で長く生き残ることができれば、小さな利益も積み重なりますし、大きなチャンス相場も必ずやってきます。

リスク管理を徹底することこそ、FX成功への近道になるのです。

トレード手法を身につけて、FXで成功しよう！

いかがでしたか？

今回は、FXのトレード手法について解説しました。

色々とお伝えしてきたので、一回では理解しきれない部分もあったかも知れません。

なので、この記事を何度も読んで、しっかりと覚えてくださいね！

ただし、知識を身につけているだけで、実際に使うことが出来なければFXで成功することはできません。

ぜひ、実際のチャートを見て、そして実際にトレードを実践して、ここで得た知識を「スキル」として身につけていきましょう！

これからFXに挑戦してみたいと言う方は、こちらの記事でオススメのFX会社をまとめているので、ぜひ参考にしてください！

この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。