- FXの市場時間とは?
- 夏時間と冬時間の違いは?
- どの時間帯がいいの?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事では夏時間と冬時間の違いや、FXの取引時間・三大市場の特徴を解説していきます。
最後にはトレードに関する注意点も解説するのでぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
FX相場の夏時間と冬時間とは
FXは平日の24時間はいつでも取引が可能です。
しかし、FXの取引は米国のサマータイム制度に基づき夏時間(サマータイム)と冬時間(米国標準時間)の2つに分けられ、時期によって取引ができる時間帯が異なってきます。
・夏時間:3月第2日曜日~11月第1日曜日
・冬時間:11月第1日曜日~3月第2日曜日
夏時間と冬時間の取引
FXの取引時間はFX会社によって異なり、さらに夏時間と冬時間によっても違ってきます。
一般的には月曜の午前7時〜土曜の午前7時までと定めていることろが多いですが、夏時間には月曜の午前7時〜土曜の午前6時までと、1時間ほど短くなります。
・夏時間:月曜日AM7:00~土曜日AM6:00
・冬時間:月曜日AM7:00~土曜日AM7:00
取引時間の細かなところについては、FX会社によって異なるので確認が必要ですね。
【三大市場別】値動きが活発になりやすい時間帯と特徴
FX市場には株式市場のように取引所がある訳ではないので、オープンやクローズが明確に決まっている訳ではありません。
しかし、為替には銀行や金融機関が介入して取引を行なっているため、必然的に主要な国の金融機関が営業している時間帯に市場が活発になります。
三大市場と言われる「東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場」が移り変わっていき、それぞれ為替市場が活発になる時間帯があります。
三大市場のコアタイムを把握しておきましょう!
東京市場
東京市場は東京株式市場が開く午前9時から、終了する午後3時までがコアタイムとなります。
・夏時間:AM9:00~PM15:00
・冬時間:AM9:00~PM15:00
ロンドン市場
ロンドン市場の場合日本時間で、夏時間は午後4時から翌日午前0時まで、冬時間は1時間ずれて午後5時から翌日午前1時までがコアタイムとなります。
・夏時間:PM16:00~AM0:00
・冬時間:PM17:00~AM1:00
ニューヨーク市場
ニューヨーク市場の場合日本時間で、夏時間は午後9時から翌日午前5時まで、冬時間は午後10時から翌日午前6時までがコアタイムとなります。
・夏時間:PM21:00~AM5:00
・冬時間:PM22:00~AM6:00
トレードするならどの時間帯が良いの?
FXトレードは為替の値動きで利益を狙う仕組みなので、値動きが活発な時間帯にトレードをすることが大切です。
では、どの時間帯がいいのでしょうか?
参考までにポイントを3つお伝えしていいきますね。
ライフスタイルに合わせて
FXに挑戦する方の多くは、日中あるいは夜間に本業をしながら副業として行うことになると思います。
その場合、ご自身のライフスタイルに合わせてコアタイムでのトレードがおすすめです。
例えば、朝9時から夕方5時までお仕事のサラリーマンの場合、
仕事終わりの時間はロンドン市場のコアタイム、夜にはニューヨーク市場のコアタイムと移り変わっていきます。
そのため、夕方から夜にかけて活発な時間のトレードができますね。
主婦の方であれば、家事の合間など東京市場が活発な朝9時から夕方15時の間でトレードができます。
値動きの大きな時間帯を狙う
為替相場が最も活発に動くのは、ロンドン市場とニューヨーク市場の時間帯が重なる、日本時間の夕方から夜にかけてです。
さらにこの時間帯には、大きな経済指標の発表もあるので短時間で大きな値動きが起こることがあります。
値動きが大きく利益を狙うチャンスがある反面、損失が大きくなるリスクもあることは忘れないように注意が必要です。
資金管理をしながらトレードが行えれば、チャンスが多い時間帯ですね!
FXの取引時間帯の注意点
ここからは、FXトレードを行う上での注意すべき時間帯を解説していきます。
自分の大事な資金を守るためにも、避けるべき時間帯は知っておきましょう。
大きな経済指標の前後は避ける
為替相場に大きな影響を与える経済指標が発表される直前や直後には為替が大きく動きやすく、予期せぬ値動きが起こることがあります。
テクニカル分析を行うトレーダーにとっては、分析が機能しないことも多いため、予期せぬ損失を被ってしまうリスクも高くなるので、この時間でのトレードはおすすめできません。
大きな値動きが起こるタイミングは、チャンスにもリスクにもなります。ギャンブル感覚になるのであれば、その時間のトレードは避けましょう。
週末のタイミングは注意
FXでトレードが行えない土日にも為替レートは動いています。
そのため、FXの注文ができない土日にポジションを持ち越さないように金曜日には多くの投資家がリスク回避のためにポジションを手放す決済を行います。
つまり、多くの注文が起こり急激に大きな値動きが起こりやすいので、週末のトレードには注意が必要です。
長期目線トレードでない限り、週末にポジションを持ち越すことも避けるのがいいですね!
早朝のトレードに注意
日本時間の早朝6時~7時頃は、流動性が低くなり値動きが小さくなる傾向にあります。
そして、スプレッドが広がりやすくなるためこの時間帯でのトレードは避けた方がいいでしょう。
※スプレッドは売りと買いの価格差のことを言い、トレードの取引コストと考えてください。スプレッドが広がる=取引コストが多くかかります。
まとめ
FXは24時間トレードができるという大きな魅力があります。
しかし、無闇にトレードするのではなく自分のライフスタイルやトレード手法に合わせて得意な時間帯を見極めてトレードを行うことが大切です。
今回の記事を参考に実際のチャートを見て学んでみてくださいね!
コメント