FXではメンタルが大切って言われているけど、それって本当?
メンタルの鍛え方があるなら知りたい!
FXにおいてメンタルはめちゃくちゃ重要です!
今回は、FXでメンタルが重要な理由や鍛え方を解説しますね!
目次
FXにおけるメンタル管理の重要性
結論からお伝えすると、FXにおいてメンタル管理は最も重要といっても過言ではありません。
それは、FXが常に損失と隣り合わせの世界だからです。
サラリーマンとして働いている人であれば、仕事をしていて損失を経験することはないでしょう。
仕事でミスをしたとしても、働いた分の給料が減ることはありません。
しかし、投資の世界にはマイナスあります。
損失が隣り合わせのFXの世界で、自分の資金が減っていくのを目の当たりにすると、不安や恐怖、怒りなど様々な負の感情に支配されます。
負の感情はメンタルを崩壊させ、その結果として正確な判断ができなくなってしまうのです。
損失が当たり前のFXにおいて、常に冷静で正確な判断をするためには、メンタル管理が最も重要なのです。
FXでメンタルが崩れてしまう要因4つ
FXでメンタルが崩れてしまう要因を解説していきます。
・「負けて悔しい」と感情的になる
・トレードルールが明確になっていない
・損切りができない
・生活資金をトレードに使っている
「負けて悔しい」と感情的になる
トレードで負けて「悔しい」「取り返したい」と感情的になると、その後のトレードで正確な判断ができなくなります。
無理にレバレッジを上げてしまったり、根拠のないトレードを繰り返すことで、さらに損失を大きくしてしまい、またメンタルが崩れるという悪循環に陥ります。
負けて感情的になってしまう場合は、自分の許容損失額を超えていることが多いので、1回のトレードの損失を抑えるように意識しましょう。
トレードルールが明確になっていない
トレードルールが明確になっていないと、メンタルが崩れやすくなります。
自分のトレードルールが明確になっていない人は、急激な値動きやその時の感情につられてトレードをしてしまう傾向にあります。
根拠のないトレードはギャンブルと同じで、再現性にかけるため利益を積み重ねることは難しいでしょう。
その時の感情で動いてしまうため、メンタルも安定しません。
損切りができない
自分の狙った方向とは逆方向に動いた時に、ルール通りの損切りができないと、損失をどんどん膨らませてしまい、メンタルが崩れます。
損失を認めたくないがために、さらに損切りを先延ばしにしてしまい、最悪自分の資金を全て失うリスクもあります。
損切り位置も決めた上でのエントリーをし、損切りのルールは徹底して守りましょう。
生活資金をトレードに使っている
投資は余剰資金を使って行うのが鉄則です。
余剰資金とは、生活費や緊急時に備えて残しておくお金以外の資金で、当面は使う予定のない資金を指します。
FXトレードに余剰資金以外の生活費まで使ってしまうと、失った時のリスクを考えて冷静な判断ができなくなってしまいます。
もちろんメンタルも崩れやすくなるで、FXは必ず余剰資金を使うようにしましょう。
FXメンタルの鍛え方
FXでのメンタルの鍛え方をお伝えしていきます。
・トレード経験を積む
・損失になれる
・トレード中の心理状態を理解する
・トレードルールを明確にする
・小さな時間足を見過ぎない
トレードの経験を積む
メンタルが崩れやすい人の多くが、トレード経験が浅い傾向にあります。
経験が浅いために、自分の思惑と反対方向に少し動いただけで動揺してしまったり、小さな損失も受け入れられずに、正確な判断ができなくなります。
まずは、自分のトレードルールに則って繰り返しトレードを実践して経験を積んでいくことが大切です。
経験を積んでいくことで、安定したメンタルでトレードができるようになります。
損切り(損失)に慣れる
損失が当たり前のFXの世界で損失に慣れていないと、感情的になりやすく、メンタルが安定しません。
損失が当たり前のものであると認識して、自分のルールに則ってきちんと損切りをしていきましょう。
自分が決めたルール通りの損切りであれば、予想の範囲を超えて損失を被ることは無いため、メンタルが崩れることも無いはずです。
トレード中の心理状態を理解する
メンタルを鍛えるためには、そもそも自分がどんな心理状態にあるのかを理解する必要があります。
特にFXトレードにおいて陥りやすい心理状態が「プロスペクト理論」です。
プロスペクト理論とは、行動経済学の基礎理論のひとつで、人は利益よりも損失に対して敏感に反応しやすいという、心理的傾向についての理論です。
含み益を抱えている時には、利益が目減りするのを恐れて少ない利益でも確定してしまい、
含み損を抱えている時には、利益方向に戻ってくることを期待してしまう結果、損失を膨らませてしまいます。
プロスペクト理論によって、本来の正しい行動とは逆の行動をとってしまうんです。
こちらの記事では、その他相場参加者の心理についてまとめています。
トレードルールを明確にする
FXトレードをする上でルールを明確にすることが重要です。
明確な根拠のないトレードは、感覚だけのギャンブルトレードになってしまいます。
その時の感覚や感情で行動してしまうため、メンタル管理もできません。
自分のトレードルールを明確にして、必ずルールに則ってトレードをする練習を重ねましょう。
小さな時間足を見ない
エントリー後は、小さな時間足を見ないようにしましょう。
5分足や1分足といった短期足では、頻繁にトレンドが転換しています。
エントリー後に短期足を見てしまうと、トレンド転換や急激なチャートの動きに不安や恐怖を感じやすくなります。
エントリー後は、上位足を見ることで小さな値動きに惑わされることが無くなるはずです。
FXトレードで大負けした時の対処法
ここからは、もしFXトレードで大負けをしてしまった際の対処法を解説します。
FXで大きな損失を出したときや、負けトレードが連続している時こそ、メンタルが崩れやすい時です。
その時に適切な対処をすることで、メンタルの崩壊は避けられます。
一度チャートから離れる
もしFXで大損をしてしまってメンタルが崩れてしまった場合には、一度チャートから離れましょう。
チャートを見ていても損失は帰って来ませんし、むしろ取り返そうと無理なトレードをしてしまうリスクもあります。
自分の精神状態が落ち着くまでは、PCを閉じてチャートを見ない、FXのことは忘れて他の趣味に没頭することがオススメです。
ちなみに僕はトレードが上手くいかなかった時は、PCを閉じて散歩に出かけて外の空気を吸うようにしています。
ロットを下げる
負けが続いてしまっている時には、ロットを下げてトレードをしましょう。
損失を取り返そうと、ロットを上げての無理なトレードは絶対にしてはいけません。
ロットを下げることでメンタルにかかる負担は軽減するため、トレードにおいて冷静な判断ができるようになります。
感情的になっている自分を俯瞰してみる
大きな損失が出て感情的になっている自分に気がついたら、俯瞰して見てみましょう。
実際に見ることは難しいと思うのですが、「あぁ、自分いまイライラしているな、冷静ではないな」といった感じで、自分の心理状態を理解してあげることが大切です。
現在の自分の感情が理解できれば、冷静になるまでトレードを休むなど、適切な判断ができるはずです。
メンタル管理を徹底してFXで勝てるようになろう!
FXで勝てているトレーダーは皆、安定したメンタルでトレードをしています。
逆に負けているトレーダーのほとんどがメンタル管理ができていません。
今回お伝えしたポイントを何度も見返して、実践練習を重ねてメンタルを鍛えていきましょう。
これからFXを始めるという方は、おすすめのFX口座をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
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