- FXにはなぜルールが必要なの?
- FX初心者が守るべきルールとは?
- FX初心者の失敗例を教えて!
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
FXトレードにおいては、よく「トレードのルールを決めるべきである」と言われることがありますね。
特にFX初心者はこの「ルール」が、安定して利益を積み重ねる上でとても重要とされているのです。
今回は、FX初心者がFXのルールを決めるべき理由と、具体的にどんなルールを守るべきなのかを守るべきなのかを解説していきます。
今現在、「FX初心者だけど勝てていない」「これからFXを始める予定だけど、気をつけるべき事を知っておきたい」と言う方は、必ず最後まで読んでくださいね!
それではいきましょう!
目次
FX初心者こそルールを決めるべき理由3つ

FX初心者がトレードのルールを決めるべき理由は以下の3つです。
- 損失を最小限に抑えられる
- 安定して利益を積み重ねやすくなる
- 感情的にならなくなる
ひとつずつ説明していきますね。
損失を最小限に抑えられる

長くFXを続ける、利益を上げていく上で重要なのが「資金を守ること」です。
つまり、損失を抑えながらトレードをしていくスキルが利益を積み重ねる上で大切になります。
特にFX初心者に多いのが、資金管理がうまくいかず損失が大きくなってしまい、資金が底をついて「退場」と言うケースです。
後にも説明しますが、損失の設定方法や損切りのルールをしっかりと決めておくことで「上手な損失の出し方」を身につけることができるようになります。
結果的に相場で長く生き残ることができ、成功するチャンスも増やすことができるようになるはずです。
安定して利益を積み重ねやすくなる

自分のトレードルールを明確にして、ルールに則ったトレードをすることで、安定して利益を積み重ねることができるようになるはずです。
トレードルールが明確に決まっていると、エントリーから決済までを根拠を持って行うことができます。
根拠を持ったトレードは再現性があるため、安定したパフォーマンスを発揮することができ、結果的に安定して利益を積み重ねることにつながるのです。
FXにおいて100%勝ち続けることは不可能です。必ず勝ち負けどちらも経験します。
勝ち負けを繰り返しながら利益を積み重ねていくFXの世界では、一貫した手法・ルールに則って取り組むことが大切です。
感情的にならなくなる

FX初心者が陥りやすい失敗のひとつが、感情的になってしまうことです。
FXなどの投資において「負けて悔しい」「すぐに取り返したい」と言う感情はとても危険で、正常な判断ができなくなってしまいます。
正常な判断ができない状況でのトレードは、大きな損失を招くリスクを伴います。
これは特に投資初心者に多い傾向にあり、必ず克服しなくてはいけない問題です。
この問題を解決する方法こそが、トレードのルールを決めることなのです。
トレードルールを明確に決めて、それに則ったトレードをしていれば自分の感情に惑わされることはなくなり、安定したパフォーマンスを発揮することにつながります。
FX初心者が守るべきルール5選

FX初心者こそトレードルールを決めるべき理由は分かりましたね。
では、ここからは具体的にどんなルールを守るべきなのかを解説していきます。
- トレードスタイルを決める
- エントリーには必ず根拠を持つ
- 損失額は資金の1〜2%に設定
- 損切りのルールを守る
- メンタル管理を徹底する
トレードスタイルを決める

まずは、自分のトレードスタイルを決めましょう。
FXのトレードスタイルは、取引時間の違いから主に4種類に分けられています。
- スキャルピング:数秒〜数分の取引
- デイトレード:数十分〜数時間の取引
- スイングトレード:数日〜数週間の取引
- 長期トレード:数週間以上の長期取引
自分のライフスタイルや性格に合わせてトレードスタイルを選んで練習していきましょう。
初めから色々なトレードスタイルを実践してしまうと、スキル上達しにくい傾向にあるので、まずは一つに絞って練習していくことをオススメします。
これからFXを始めようと考えているほとんどの方が、本業をしながら空いた時間でトレードをすることが多いと思います。
スキャルピングやデイトレードは、取引時間こそ短いものの、チャートをチェックする頻度が多くなるため、初めはスイングトレードがオススメです。
それぞれのトレードスタイルの特徴はしっかりと把握しておきましょう。
エントリーには必ず根拠を持つ

FXで買いや売りの注文を入れることを「エントリー」と言います。
FX初心者の内は、買いか売りどちらを狙うべきか良くわからなかったり、なんとなく値動きに釣られてエントリーしてしまうことも多くあるはずです。
しかし、このような根拠のないトレードは「ギャンブル」と同じになってしまいます。
ギャンブルではなく、投資としてFXに取り組むためには、自分のトレードルールを明確に決めて、根拠を持ったエントリーをする必要があります。
では、「どうすれば根拠を持ってエントリーが出来るようになるのか?」
そのためには、まずは基礎知識の勉強やトレードの経験が必要になってきます。
具体的には、チャートの見方や環境認識、エントリーポイントを見つけるスキルを身につけていきましょう。
下記の記事が参考になるはずです。じっくり読んでください。
損失額は資金の1〜2%に設定

先ほどもお伝えしたように、損失を小さく抑えることは安定した利益を得ることに直結します。
具体的には、1回のトレードの損失額は自分の資金の1〜2%にとどめるようにしましょう。
例えば、資金が10万円だったとすると、1〜2%は1000〜2000円になりますね。
損失額上限を決めてトレードをすることで、たとえ結果的には負けたとしても資金を守って運用していくことができます。
この様に資金管理を徹底してFXに取り組んでいくことで、損失を小さく抑えて利益を積み重ねられるようになるはずです。
損切りのルールを守る

FXで大きく負けてしまう人の多くが、「損切り」ができずに損失を大きくしてしまっています。
損切りとは、自分の狙った方向とは逆方向(損失)に動いた時に、損失を確定する決済注文です。
損失を確定したくないという感情から損切り注文ができなくなってしまうと、損失をズルズルと伸ばしてしまい、取り返しがつかなくなってしまいます。
その様な事態を避けるために必要なのが、損切りのルールを決めて必ず守ることです。
損切りの設定方法についてはトレーダーによって異なり、値幅で決める人もいれば、チャートの波形を根拠に設定する人もいます。
自分のトレードスタイルに合わせて検証を繰り返し、自分のルールを決めていきましょう。
こちらの記事も参考になるはずです。
メンタル管理を徹底する

投資経験が少ないFX初心者の方は、メンタルが崩れやすく感情のコントロールが難しくなります。
なぜなら、FXが常に「損失」と隣り合わせの世界だからです。
例えば、企業に勤めるサラリーマンであれば、仕事をしていて損失を経験することはありませんよね。
仕事でミスをしたとしても、働いた分の給料が減ることはありません。
しかし、投資の世界にはマイナスあります。
損失が隣り合わせのFXの世界で、自分の資金が減っていくのを目の当たりにすると、不安や恐怖、怒りなど様々な負の感情に支配されます。
FXにおける負の感情は、メンタルを崩壊させ、判断の正確性を欠き、更なる損失につながってしまうのです。
だからこそ、FXでは常に冷静で正確な判断をするために、メンタル管理が最も重要と言えます。
FXにおけるメンタル管理についてはこちらの記事でまとめています。
FX初心者が陥りやすい失敗4つ

最後に、FX初心者が陥りやすい失敗について解説していきます。
- 感覚でトレードする
- ポジポジ病になる
- ロットが大きい
- 損切りができない
現在、FXで負け続けてしまっていると言う方は、自分が当てはまっていないかしっかり確認しておきましょう。
そして、これからFXを始めようと考えている方は、この様な失敗をしなうように覚えておいてくださいね。
感覚でトレードする
FXを始めたばかりの初心者に多いのが、値頃感・感覚でのトレードです。
感覚でのトレードとはつまり、「なんとなく上がりそう・下がりそう」といった根拠のないトレードの事を言います。
このように感覚で売買してしまう原因は、いくつか考えられます。
- トレードルールが明確になっていない
- FXを1/2を当てるギャンブルだと考えている
- FXの仕組みを理解していない
感覚でのトレードはギャンブルと同じで、勝ち負けは完全に運任せです。
しかし、この様なギャンブルトレーダーがFXで勝ち続けられるわけがありません。
ギャンブルトレードを脱却するためには、自分のトレードルールを明確にして、根拠を持ったトレードをすることが大切です。
根拠を持ったトレードは再現性が高く、安定した利益を積み重ねることにつながります。
ポジポジ病になる
FX初心者が陥りやすい失敗のひとつが「ポジポジ病」です。
ポジポジ病とは、根拠なく頻繁にエントリーをして、常にポジションを保有しなければ落ち着かないという状態です。
原因としては、「今エントリーしないとチャンスを逃がしてしまうかも知れない」「今すぐ利益を得たい」と言った心理的要因が考えられます。
しかし、目先の利益ばかりを求めた根拠のないトレードは、損失機会を増やすばかりです。
FXは多くトレードをすれば勝てる訳ではありません。
手数は少なくても、自分のトレードルールに則って勝てるところだけでトレードをする方が圧倒的に利益を得ることができます。
レバレッジを掛けすぎてしまう
「FXですぐに稼ぎたい」と考える方は、レバレッジをかけすぎてしまう傾向にあります。
レバレッジとは、少ない資金でも大きな金額を動かすことができる仕組みで、FX最大のメリットのひとつです。
しかし、FXでレバレッジをかけすぎると、大きな利益を狙える一方で大きな損失を被るリスクが高くなります。
特にFXの手法やルールが安定していない初心者のうちからレバレッジを掛けすぎてしまうと、あっという間に資金を溶かしてしまうでしょう。
まずは低いレバレッジから少しずつ練習を重ねてスキルを身につけていくことが大切です。
損切りができない
先述したように、損切りをうまく活用して損失を小さく抑えることこそ、FXで勝つために重要なことになります。
しかし、損失を認めたくないために損切りをしなかったり、あるいはズラしてしまうといった行動は、特にFX初心者に多く見られます。
この様に損切りができない人は、大きく負けてしまうことが多くなるため、資金をどんどんと減らしてしまうのです。
損切りも自分なりのルールをしっかりと決め、ルール通りに、機械的に損切りをしていきましょう。
ルールを徹底した損切りが、利益を積み重ねるために大切なスキルです。
FX初心者こそルールの徹底が必要!

いかがでしたか?FX初心者が身につけておくべきFXのルールをおさらいしましょう。
- トレード手法を決める
- エントリーには必ず根拠を持つ
- 損失額は資金の1〜2%に設定
- 損切りのルールを守る
- メンタル管理を徹底する
今回お伝えしたこれらのルールは、FXトレードで勝つためにはとても大切です。
初めのうちはうまく勝てなかったとしても、大損をすることは無いはずなので、相場の世界で長く生き残り、戦うことができます。
少しずつスキルを高めて、勝てるトレーダーになりましょう!
そして、スキルを身につけるためには実践練習が大切です。
これからFXを始めたいと考えている方は、こちらの記事を参考にしてくださいね!
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。
コメント