FX初心者よくある失敗7選、FXで失敗する人の特徴とは

FX基礎知識

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

この記事では、FXで初心者の方や、これからFXへ挑戦しようと思っている方へ、

「FXでよくある失敗」や「失敗してしまう人の特徴」を解説していきます。

僕自身も、FXで大きな失敗を繰り返してきました。。。
記事の最後には、筆者の実体験も書いています。

FXで思うように成果が出せないという方は、必ずヒントが見つかるはずですので最後までしっかり読んでくださいね!

FXでよくある失敗7選

FXで失敗してしまう多くの原因はスキルではなく、FXに取り組む姿勢やメンタル面が関係してきます。

ここでは、FXトレードにおける「よくある失敗7選」をお伝えしていきます。

自分に当てはまる事はないか、確認していきましょう。

①ハイレバレッジでトレードをする

FXにはレバレッジという機能があり、この仕組みによって少ない資金で大きな金額の取引が可能となっています。

レバレッジについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください

レバレッジを大きくかけすぎてしまうと、損失の額も大きくなりハイリスクなトレードになってしまいます。

対策としては、レバレッジの調整ができるFX会社であればレバレッジを低く調整して取引を行うことです。

レバレッジ25倍固定のFX会社の場合は、余裕を持って証拠金を持っておくことや、低ロットで取引を行うことで「実質的なレバレッジ」を低くすることが可能です。

②値頃感でエントリーする

値頃感でエントリーを繰り返してしまう人は、ギャンブルトレードになりやすく、結果的に負けトレードが多くなり易いので注意しましょう。

値頃感でのトレードとは、現在の価格の動きやプライスアクションを見て「なんとなく勢いが強そう」と思って売買のエントリーを行うなど、感覚で行ってしまうトレードです。

しっかりと分析をしないで感覚でエントリーをしてしまうのは、上がるか下がるかを当てるギャンブルをしているのと同じです。

そのようなトレードを繰り返していると、負けがかさみやすくなります。

対策として、チャートの分析方法を基礎からしっかりと学んで、繰り返し自分なりの検証を繰り返してスキルを身につけることが大切です!

チャート分析について詳しく知りたい方はこちらをチェックしてください。

③損切り注文をしない

損切り注文とは、自分のポシションがマイナス方向に動いた時に「損失を確定」させる注文です。

損を小さく利益を大きく取る「損小利大」が基本とされるFXの世界では、損切り注文でどれだけ損失を限定させられるかが、成功のための大きなカギとなります。

自分の損失を認められずに、損切り注文を入れない、あるいは入れてもズラしてしまうというのは絶対にNGです!

対策として、エントリー前に必ず損切りのポイントを確実に決めることが大切です。

そして、一度決めた損切り注文は絶対に触らないようにしましょう。

損切り注文の重要性については、こちらの記事で詳しく解説しています↓

④ポジポジ病

特に初心者の方に多いのが「ポジポジ病」と言われる現象です。

ポジポジ病とは、根拠なく頻繁にエントリーを行ってポジションを保有してしまう状態を指します。

原因として、「今エントリーしていないとチャンスを取り逃がしてしまうかも知れない」「今すぐ少しでも利益を得たい」と言った心理的要因が考えられます。

ですが、目先の利益ばかり求めて根拠のないトレードを繰り返してしまうと、損失の機会を増やしてしまうのです。

実際にポジポジ病に陥った人の多くは、結果的に損失の方が大きくなってしまう傾向にあります。

対策として、エントリーをする際には自分の分析の根拠をもとに行うという事が大切ですね。

⑤感情的になる

FXトレードにおいて感情的になることは危険です。

トレードの勝ち負けで一喜一憂してしまう人は、負けた時の「悔しい」という感情から無闇なトレードをしてしまったり、正確な判断ができなくなってしまいます。

FXで安定して利益を得るためには、自分が決めた一定のルールに従ってトレードを繰り返すことが大切です。

対策としては、まず自分自身のトレードルールを明確にすることです。

ルールに則ってトレードした以上、結果がどうであれ感情的にならずに受け止めましょう。

感情的にならないために、損切り注文は自分の資金に対して許容範囲内に置くことです。
負けても「想定範囲内」と言えるトレードを心がけましょう。

FXで勝ち続けるには、メンタル管理が最も重要です!こちらの記事を読んでください!

⑥複数の通貨ペアでトレード

FXでは様々な通貨ペアを取引することが可能なので、初めは色々な通貨ペアのトレードをしてみたくなるかも知れません。

ですが、慣れないうちに多数の通貨ペアでトレードしてしまうと、初心者にとっては難易度が高くなります。

FXは通貨の取引なので、各国の情勢や金利などが大きく関係してきます。

多数の通貨ペアでトレードをしていると、それぞれの通貨に関する情報収集がうまく行えなかったり、ポジションの管理が難しくなってしまうのです。

対策として、まずは世界的にメジャーな通貨に限定してトレードをすることをオススメします。

ドル・ユーロ・円・ポンド・豪ドル

何がいいか分からないという方は、主軸通貨であるドル/円がオススメです!

⑦大きな経済指標を狙ってトレード

経済指標の発表結果は、経済状況や今後の動向を判断するのにとても重要な材料となるため、結果次第では為替相場に大きな影響を及ぼすことがあります。

重要な経済指標発表のタイミングは値動きが大きくなるため、一攫千金を狙ってトレードをしてしまう方も多いです。

ですが、経済指標発表時は思わぬ値動きが起こることも多く、一歩間違えれば大きな損失を被ってしまうハイリスクなトレードになります。

対策として、経済指標発表時のトレードは避けるようにすることが大切です。

ポジションを保有している場合は、経済指標の前に決済するといったリスク管理も重要になります。

経済指標時のトレードに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています↓

『FX経済指標の発表とは?重要な理由とトレードの際の注意点を解説』

FXで失敗する人の特徴3つ

FXで失敗してしまう原因は分かりましたね。

いま教えてもらった「失敗7選」をしなければいいんですね!
それなら簡単にできそうです!

その通り!
でも、実はそれが難しいんです、、、。

FXで失敗してしまう行動は、頭では分かっていてもついやってしまう人が多いのです。

それはなぜなのでしょうか?

FXで失敗の行動をとってしまう人には、ある特徴があります。

FXで一攫千金を狙っている人

「短期間で資金を何倍にもしよう!」「一夜にして大金持ちになるぞ!」

このように、FXで一攫千金を狙ってトレードに臨む人は注意が必要です。

短期間で稼ぐという意識が強いために、ハイレバレッジでトレードしたり、大きな経済指標のタイミングでのトレードをしたりと、ハイリスクな判断をしやすい傾向にあります。

負けた時の損失も大きくなるため、取り返すためにさらにハイレバレッジでトレードを繰り返したりと、悪循環に陥ってしまう人も多くいます。

FXトレードは時間をかけてスキルを身につけ、堅実に稼ぐことが成功への近道です!

ギャンブル感覚でトレードしている

FXトレードを、上か下かを当てるギャンブルゲームと捉えている人は、失敗しやすいです。

ギャンブル感覚でトレードを行うため、FXのチャート分析や検証をせずに、感覚だけで根拠のないトレードを繰り返しやすく、結果的に負けトレードが多くなります。

FXトレードは、基礎勉強はもちろん実践練習を何度も繰り返して経験と知識を身につける必要があります。

まずは、基礎知識を身につけて実践練習の中で検証を繰り返してトレードスキルを身につけましょう!

生活資金までFXにつぎ込んでしまう

絶対にやってはいけないことは、FXに生活資金を使うことです。

FXに限らず、投機や投資というものには自身の生活費とは別の「余剰資金」を使いましょう。

余剰資金とは「生活費とは別の、最悪全て失っても生活に支障をきたさない資金」です。

生活資金までトレードに注ぎ込んでしまうと、損失を取り返そうと感情的になってしまったり、含み損を認めたくなくて損切り注文を入れないなど、正確な判断ができなくなります。

そんなトレードを繰り返した結果、生活資金を溶かしてしまうといった最悪な結果を招く可能性もあります。

FXは必ず、余剰資金で行う!
これだけは絶対に守ってください!

【超重要!】FXで失敗しないためのポイント3つ

FXで失敗する原因や、失敗する人の特徴は理解できましたね。

ここからは、FXで失敗しないために意識するべきポイントを解説していきます!

繰り返しになる部分もありますが、それだけ重要ということです!

勝ちトレーダーになりたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!

メジャー通貨で取引をする

特にFX初心者の方に言えることですが、まずは取引量が安定しているメジャー通貨でのトレードをオススメします。

マイナーな通貨は取引量が少ないため、流動性が低くなります。

流動性が低いということは「買いたいときに買えない、売りたいときに売れない」という状況になりやすく、注文が約定するまでに価格が大きく動いてしまうことがあります。

一方、ドル・ユーロ・円・ポンド・豪ドルといったメジャー通貨は取引量が多いため、相場の動きが安定しています。

注文もスムースに行え、チャートの特徴を掴みやすいというメリットがあります。

トレードルールを決める

FXトレードで勝っている人は必ず自分のトレードルールを持っていて、それを守っています。

自分が決めたルールに則ってトレードを繰り返すので、感情的になることもなく堅実に利益を得ることができるのです。

まずは、ひとつのトレード手法を繰り返し練習して自分なりのトレードルールを決めましょう。

感情的にならずに、損小利大のトレードを繰り返していくことができれば利益を積み上げていくことができます!

損切り注文を必ず入れる

FXで勝ち続ける上で大事な基本は「損小利大」の考えです。

「損小利大」と聞くと、大きな利益にフォーカスして考える人が多いと思います。

ですが、実は「損をいかに小さく抑えるか」が最も大事と言えます。

損失を限定するために必要なのが、損切り注文です。

トレードを行う際には、必ず負けるシナリオも考えた上で損切り注文も入れておきましょう。

トレード全体で負けの回数の方が多くても、損失を小さく抑えることで勝ち続けているトレーダーは沢山います。それだけ、損切りは重要なんですね。

keita個人的失敗談

最後に、この記事の筆者であるkeita個人の失敗談を書きます。

僕自身の実体験の話から、みなさんにお伝えしたいことがあるので、良ければ読んでください!

今回、この記事を書こうと思ったきっかけは、自分自身がFX初心者だった頃に繰り返した失敗を共有することで

「これからFXに取り組む人」、「今上手くいかずに悩んでいる人」の役に立てばと思ったからです。

知識ゼロ、FXを始めた4年前

僕がFXを始めた当初は、少しネットで調べた程度の知識で仕組みや原理原則など全く知らない状態でした。

「こんな稼ぎ方があるんだ、やってみよ」くらいの感覚です。

もちろん基本的な知識もない僕は、上がるか下がるか当てるくらいの感覚でやっていたため、ほぼギャンブルトレードだったと思います。

トレード結果も、勝っては負けての繰り返し。

ですが、そんな適当なトレードでも時には10〜20万ほどラッキーで勝つこともありました。

それが良くありませんでした。

ラッキー利益がもたらした最悪の結果

ラッキーで大きな利益を得た僕は、、、調子に乗りました。

「俺ってFXトレードのセンスあるんじゃね?」と、完全に慢心ですね。

一度でもラッキーで大きく勝ってしまったために、さらにギャンブル的な根拠のないトレードが増え、「稼ぐぞ!」という思いから高ロットの取引を繰り返してしまいました。

結果、気づいた頃にはなんと資金の7割を溶かしていました。

今思えば、今回あげたNG行為をコンプリートしていましたね。。。

そんな状況に陥った頃、さすがにこれはマズイと思い、本やYouTubeで基礎からチャート分析の勉強を始めて、自分のトレードの何がいけなかったのかを振り返りました。

そして、実践と検証を繰り返しながらトレードスキルを向上させていくことができたのです。

今では、当時のような大きな損失を出すことなく損小利大のトレードができるようになってきました。

さいごに

失敗の経験をして学ことも大切です。

ですが、できることなら自分の大事な資金を減らす前に気がつける方がいいに決まっています。

僕は相当遠回りしました。

この記事を読んでいるみなさんは、どうか僕と同じ失敗を繰り返すことなくFXで成功して欲しいと思っています。

トレードで上手くいかない時は、この記事を何度も読み返して初心を忘れないでください。

この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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