FXの時間軸はどれを見ればいいの?おすすめのFXトレード手法を解説

チャート分析

FXの時間足ってどれを見れば良いのか全然わからない!
おすすめのトレード方法ってある?

そうですよね、僕も初めは全くわかりませんでした。
でも、仕組みを理解すればちゃんと分かるようになりますよ!

この記事では、時間軸の見方や相場環境の把握の仕方、トレード例を解説していきますね!

FXトレードはどの時間軸で見るのがおすすめ?

結論から言うと、FXの時間足は「複数の時間軸見る」のがおすすめです。

複数の時間軸と言っても、1分足〜月足までひとつひとつ全部見ると言うわけではありません。

長期足、中期足、短期足と大まかに3〜4つの時間足を見ることをおすすめします。

  • 長期足(週足・日足)
  • 中期足(4時間足・1時間足)
  • 短期足(15分足・5分足・1分足)

この記事では、各時間足を見るべき理由を詳しく解説していきますね。

とても重要な内容になっているので、必ず最後まで読んでください!

基準の時間軸はトレードスタイルによって違う

FXのトレードは、その特性の違いから大きく3種類の手法に分けられます。

ポジション保有期間

  • スイングトレード:数日〜数週間
  • デイトレード:数時間〜1日以内
  • スキャルピング:数秒〜数分

それぞれのトレード手法によって、トレード戦略を考える基準となる時間足は異なります。

ひとつずつ見ていきましょう!

スイングトレードの時間軸

スイングトレードは、注文から決済までが数日から数週間のトレード手法です。

ポジションを保有している期間が長く、比較的長期のトレードスタイルになります。

スイングトレードの場合には、トレード戦略を練る基準となる時間足は「週足・日足」となります。

長期の時間足で戦略を練って、「4時間足・1時間足」の動きを見てエントリーポイントを探すのがおすすめです。

デイトレードの時間軸

デイトレードは、1回のトレード時間が数時間から1日以内には完結するという、比較的短期間のトレード手法です。

1日に数回トレードを行うため、トレード戦略を練る基準足は「4時間足・1時間足」となります。

1〜4時間足の中期足で戦略を立てて、15分足や5分足といった短期足でエントリーポイントを見つけるのがおすすめです。

デイトレードについて詳しく知りたい方は、こちらをチェック

スキャルピングの時間軸

スキャルピングとは、数秒から数分といった超短期で小さな利益を狙うトレード手法になります。

1回のトレードが非常に短いため、細かな値動きを見る必要があります。

そのため、基本的にトレードは「5分足・1分足」を見ながらトレードを行うのが主流です。

マルチタイムフレーム分析で複数の時間軸を確認すべし

FXでは、チャートを分析する「テクニカル分析」を用いるのですが、その中でも「マルチタイムフレーム分析」といった方法がおすすめです。

マルチタイムフレーム分析を使って相場の値動きを把握することで、根拠を持った再現性の高いトレードをすることができるようになります。

超短期のスキャルピングに関しては、テクニカル分析が機能しづらく、難易度が高いため、FX初心者はデイトレードやスイングトレードがおすすめです

ここからは、マルチタイムフレーム分析について詳しく解説していきますね!

マルチタイムフレーム分析

マルチタイムフレーム分析とは、その名の通り「多数の時間軸」で相場を分析すると言う意味です。

つまり、長期足(大きな時間軸)から短期足(小さな時間軸)までのトレンドを確認して、相場の全体的な流れを把握すると言うことですね。

原則として、長期足であるほど相場の影響力は大きくなります。

大きなトレンドの中に、小さなトレンドが発生していると言うイメージです!

長期足で相場のトレンドを把握して、短期足の動きからエントリーポイントを探す方法が一般的です。

各時間軸の役割を明確にする

マルチタイムフレーム分析を行う上で意識すべきなのが、以下の点です。

このように、長期足から短期足の各時間軸の役割を明確にしておくことが重要になります。

例えば、デイトレードがメイン手法であれば、日足で相場の流れを把握、基準足の4時間足・1時間足でトレード戦略を練り、5分足でエントリーポイントを探すといった感じです。

どの時間軸も「相場の流れ」と言うのは、ダウ理論をもとに上昇トレンドなのか下降トレンドなのかをチェクしていきます。

ダウ理論は、FXトレードにおいてとても重要な基礎知識なので、知らない方は必ず学んでおきましょう!

マルチタイムフレーム分析の実践例

ここでは、デイトレードを例に実際のトレードまでの流れを確認しましょう。

重要事項のおさらいです。

①長期足で相場のトレンドを把握

ダウ理論をもとに、長期足では上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを見ます。

②中期足(基準足)で相場の流れを把握、トレード戦略を立てる

基準足ではどんなトレンドを形成しているのか確認し、どこまで来たらどの方向にエントリーするのかを考えます。

③短期足でエントリーポイントを見つけてエントリー

長期・中期の時間軸をイメージしながら、短期足でエントリーポイントを探しましょう。

エントリーポイントとしては、狙う方向へのトレンド転換が発生したタイミングや、特定のチャートパターンを活用するのも有効です!

チャートパターンは、基本の形を押さえておきましょう。

マルチタイムフレーム分析のメリット

マルチタイムフレーム分析で相場を把握することには、大きなメリットがあります。

相場の流れを把握する能力が身に付く

マルチタイムフレーム分析ができると、いつでも相場の流れを把握する力が身に付きます。

ひとつの時間軸しか見ないトレードでは、その他の時間軸の値動きを把握できていないため、相場全体の流れを把握することはできません。

短期足ばかりを見て長期足の動きをを見逃してしまうことで、トレードに負けてしまうことも良くあります。

マルチタイムフレーム分析では、相場の大きな流れから細かな値動きまでを把握できるようになり、いつでも正確に相場の動きを把握することができるようになります。

様々なトレードスタイルに対応できる

マルチタイムフレーム分析を使うことができるようになると、様々なトレードスタイルに対応できるようになります。

長期足から短期足まで相場の流れを把握するマルチタイムフレーム分析では、デイトレードやスイングトレード、場合によってはスキャルピング手法にも活用できます

トレード戦略の幅も増えるため、時にはデイトレードで数十pipsを狙い、時にはスイングトレードに切り替えて数百pipsを狙うといったトレードもできるようになります。

相場の状況に合わせて臨機応変に柔軟なトレードができるようになるので、チャンスを増やすことができるんです!

エントリーポイントが明確になる

マルチタイムフレーム分析を使うことで、エントリーポイントが明確になり、根拠を持った再現性の高いトレードができるようになります。

今までは、どの時間軸を見ればいいかわからない方も多かったかもしれません。

なんとなく値動きを見て根拠のないエントリーをしてしまう方も多いのではないでしょうか?

長期足から中期足、下位足と相場全体の流れを把握する相場分析ができれば、より細かく正確なエントリーポイントを探りやすくなります。

トレードの再現性が高くなり、勝率アップにも直結するため、必ず習得しましょう!

FXの時間軸に関する注意点

FXの時間軸に関する注意点もあります。

トレードの基準となる時間軸を明確にする

自分のトレードスタイルがデイトレードでもスイングトレードでも、トレード戦略を練る時間軸は明確にしておく必要があります。

基準となる時間軸が明確でないと、根拠を持ったトレードシナリオを立てることができなくなってしまいます。

根拠のないトレードはギャンブルと同じです。
必ず根拠立ててトレードに臨みましょう!

トレード中に短期足を見過ぎない

エントリーポイントを見つけるのに、短期足を見ますが、エントリーをしてポジションを持ってからは短期足を見ないようにしましょう。

短期足の値動きを見ていたり、増減するポジションの金額を見てしまうと、感情が揺さぶられ、当初のシナリオを無視して決済してしまうことがあります。

エントリーをしたら、基準足に戻して静観しましょう。

マルチタイムフレーム分析でトレード精度を上げよう!

FXトレードでは、ひとつの時間軸だけを見るのではなく多数の時間軸をチェックするマルチタイムフレーム分析がおすすめです!

マルチタイムフレーム分析を使えるようになると、トレードの勝率アップや再現性が向上して、安定したトレードができるようになります。

何度もこの記事を見返して、しっかり知識として落とし込んでくださいね!

実際のチャートを見ながら練習をすると、理解しやすいと思います。

まずは少額やデモトレードなどリスクを抑えながら実践練習をしていきましょう!

この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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